心房中隔欠損症(ASD)のカテーテル治療が2011年4月から当院で実施可能になりました!
心房中隔欠損症(ASD)は生まれつき心房中隔(右心房と左心房の境の壁)に穴が空いている病気です。この穴から血液が行き来することにより心臓に負担がかかり、動いたときの息切れなどの症状がでます。また不整脈の原因ともなり、その不整脈などによる脳卒中の危険性も伴います。 これまでASDは胸を開き、心臓を止め(人工心肺を使用)、穴を塞ぐ外科手術により治療してきました。しかしながら、当循環器内科でカテーテル(足の付け根からいれる径数ミリの細い管)を通じて穴を防ぐ道具を心臓に運び、穴を塞ぐ治療が可能となりました。(経皮心房中隔閉鎖術といいます)